R.A.K.I.M. / RAKIM
2003年6月4日限りなく最悪に近い日だった。
失敗を繰り返すまいと思っていた仕事を日に何度も失敗したり、あまりやることがなかったためにうろ覚えな仕事をサポートなしでいきなりまかされたり、何を引いて何を足すのかわからないために著しく時間が遅れていってしまったり、。関係各位に今日も迷惑をかけた。
軽蔑の視線と言い方でとことん内臓をえぐる、
完璧主義者の先輩社員の態度がいちばん痛い。
夕方過ぎにパートのおばちゃんに会って、「そんなん気にしなきゃあいいのよ」とかなんとか言われるまではどうにも。
早く終わらせようと集中するあまり他に手が伸びず、それはそれで非難され。
かの美しいパート嬢は来ていたものの本日はコンタクトする余裕も機会もなく。
・・引継ぎ、できてないなっていう、気になるところもありつつ・・一刻も早く忘れたい気分だった。あんまり生真面目に反省しててもウツっぽく暗い気分に陥るだけだ。顔は不機嫌に見えるようだし。
顔に表情出すぎってよくいわれてきてて、治したいとは思ってるんだけど・・治らないんだよね。具体的に何したってことはないから・・だと思うけど。
帰りがけに、漫画週刊誌を読んでみるが・・面白い話もお色気話にも顔も気持ちも無反応・・
ああーダメだな。
やばいな。そんな、思いながら、帰ってきた。
両親は親父の元同僚で現在、「能」をやっている人の誘いで観劇しに出かけていて、暇そうにしていた飼い犬のさくらに出迎えられる。
こいつをなでても気分はよくならない様子だったので・・月曜に買った服にそっくり着替えてみた。
上から下まで、全部買っってたんだよなあ。
そりゃあ、いい客だよな。
などと考える余裕はなかった。が、着替えてしまうとなんだか気分はよくなってきた。
ここにいる俺は米搗きバッタのようにペコペコしてもいないし、気に入らないヤツのご機嫌伺うような本能に矛盾したこともしなくていい。
目的を見失いがちな仕事をいつもしてしまう自分はいない。i stand alone.
ってフレーズ思い出して、8マイルのサントラにあったRAKIMをちょっと聴いてみた。
そのときの気分にはなかなかよかった。
パートさんのことだが、目が覚めたっていうか、なんだかんだっつっても所詮違う部署の、接点の生まれない環境で仕事してるかかわりの無い人ジャン・・などと、思った。
引きこもり的考えでしょうか?
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