かきちらせ

イタイイタイ。
何で俺は夢なんか見るのだろう。
なんだって夢なんか見せてくれるのだろう。
会う事も会わないこともツライ出会いなんか
いつだって願い下げだっていうのに
どうして俺はわかってくれないんだろう。
舌の上で相手がいないので口に出しても
こぼれるばかりの言葉が絡み付いてねばついている。
何処にも誰もいやしない・・・
追ってみればいつのまにか辞めている、
そういう会社さ

だいたいおっかけてみたところでむなしさだけが
やってくるだけさ
昨日かんじたのはこれからこのメンバーでなんかが出来ていきそうだと思う予感だけで
じっさいのところは一時集まっただけのメンバーさ
そこに懐かしい暖かさと緊張を感じたとしても
俺はそこに戻ることもできやしない
同じものを探して次の世界を探そうか？
それができるのか？
さんざん　そうもう6年
迷いつづけ　迷う事しか出来ないこの俺に
同じものなんか何処にもありはしないし
他人の助言に俺の真相なんてありはしないし
せっかく独りに慣れたというのに
この仕打ちはあんまりじゃないのか

それでも俺は追うだろう
その瞬間　ひとにはたいしてありがたくもない？
なんでもない話のなかのしぜんな仕草や
打算も孤独も透けて見えない花のような笑顔たちを
愛想笑いでもじゅうぶんだ
一目だけでも
そしてそれが夢だと言うことを
また歯噛みするようにみとめて
これが毎日ではなく
音楽をきいてPCに向かう/本を読んで将来にいつまでも焦りながら/機械のように倉庫に行く
もちろんここの友人達もすばらしいやつばかりさ
だけど彼等ならばこの倉庫でなくてもいいんだ
瞬間への愛情は
瞬間の劇場でだけ生成するんだ
なんで俺はここにいるのだろう
と
これが俺の現実
憧れはいつしか逆転し
俺は苦しみつづける
これからもそうだろう。
やりかたがみつかるまでは。
俺はすすんで夢を見ようと願っている
甘い痛み
けしてかなえられることのない
あのひとの愛情と
昨日感じた　ナカマイシキの復権